“茶農家からの贈り物” をコンセプトに、自園自製の手摘み抹茶100%にこだわった製品を作り、販売されています。
長谷川栄製茶場さまは1830年代の昔から六代つづく茶農家で、今日に渡りロゴは微調整を加えられながら複数存在してきました。
ロゴマークは企業や組織のイメージを担うとても重要なもの。
長谷川栄製茶場さまの強み、らしさ、将来の方向性などを改めて根本から見つめ直し、何が一番最良かを導き出していきました。
当初、現代的な新しいロゴマークをご要望でした。
色々ヒアリングをさせていただくうちに、過去様々な関係者が関わる事で、使用する書体が色々混在してしまっており、統一感がなくなっていた事がわかりました。
そこで私たちは「敢えて大きく変えない」という戦略をとりました。
数ある屋号の文字の中から、一番趣があり、ご当主も気に入っているという茶箱に貼られた年代もの文字を使用し、世界にも通用する「宇治京都」ブランドをローマ字で添えました。
デザインは新しくなれば良いというものでなく、企業のイメージ、求めるお客様のタイプ、それぞれの資質や資産に合っているかが大切だからです。
代々受け継がれてきたロゴのバランスや余白を整え、今後も末長く愛され続ける芯の通ったデザインが完成しました。